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これまでの軌跡(6期) ここでは、6期におけるこの部隊の軌跡をたどる。 刻碑暦998年10月 "サイコロの女神"ダイスティーナとその仲間は黄金の門にたどり着いた。 刻碑暦998年11月 「ブリアティルトサイコロの旅」を始めた。 最初のキャンプ地オーラムでイベントに参加。 刻碑暦999年新春ごろ 第二のキャンプ地である、イズレーンに移動。 刻碑暦999年秋ごろ 今期最後のキャンプ地セフィドに移動。数日後に英雄戦が始まった。 刻碑暦1000年2月 次期の最初のキャンプ地をヴァルトリエに決定。 今期のサイコロの旅が終了する。
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前ページ次ページゼロの軌跡 ゼロの軌跡 第十六話 タルブ村の死闘 前編 日が傾き始めていた。 赤く染まる野原の向こうから、黒い一団が長い列を作ってタルブ村へと進んでいた。 「レコン・キスタが来ました!大軍です!」 フライで偵察に出ていた生徒から報告を受ける。 臨時の司令部としてシエスタの家を使い、そこにはルイズ、レン、オスマン、コルベールらが鎮座していた。 「一気に勝負を決しようと総力戦を仕掛けてきたわね。どうやって防ごうかしら。…コルベール先生」 「並みの軍隊であれば、数割の被害を被って尚勝機が見えなければ撤退するでしょう。一千が打ち倒されてもこちらが健在であれば、おそらくは」 「かなり難しい計算じゃな。先ほどの八百を追い払ったときでさえも、あちらの被害は二百がせいぜいじゃろう。防御に徹して軍の増援を待つしかあるまい。夕暮れが多少の味方にはなるじゃろうな」 「それも、戦艦が出てこなければ、という仮定での話よ。もう<パテル=マテル>には殆どエネルギーが残ってないわ」 延々と議論を続けてもいられない。敵は間近に迫っており、早急に対策を立てなければならなかった。 ルイズは立ち上がって矢継ぎ早に指示を出した。 「オールド・オスマンとミス・ロングビルは八十人を率いて村の入り口を守ってください。コルベール先生は三十人を連れて森から来る敵を撃退してください。レンは遊撃隊としてレンの判断で動いて」 オスマンらは配置場所に着くために出て行ったが、レンは動かずにその場に残っていた。 機を見るに敏なレンらしくないその振る舞いに首を傾げてルイズは疑問を口にする。 「どうしたの、レン?」 「…これを持ってなさい」 差し出されたのは鉱石の結晶が幾つも填め込まれた小さな物体。それはレンがアーツを行使するために使っていたオーブメントだった。 「少し時間が経ったお陰で一回くらいなら使えるようになったから。ルイズ、あなたに託すわ」 そう言われて手渡されても、ルイズはアーツを使ったこともなければオーブメントの起動方法すら知らない。到底使いこなせるとは思えなかった。 ルイズが使うよりもレンの手元にあったほうが遥かに役に立つだろう。それに、これから来る敵を防ぐためには必要なものではないのか。 そう思い突き返そうとしたが、レンは受け取ろうとはしなかった。 「今のルイズなら大丈夫よ。自分を信じなさい」 レンはルイズの返答を待たずに扉を開けて出て行った。 しばし立ち尽くすルイズだったが、他ならぬレンの言葉だ。 意を決してオーブメントを首にかける。それだけの事なのに、すぐそばにレンがいてくれるような気がする。 クォーツは蛍のような儚い光を浮かべているだけだったが、その輝きは何よりもルイズの力になっていた。 ルイズは杖を握り締める。幼い頃からずっと愛用してきたそれ。 魔法学院を退学する際に他の杖は全て焼き捨てた。メイジとしての人生を捨てた彼女には既に必要のないものになっていたからだ。しかし、この杖だけは捨てられなかった。 彼女の人生の中でその杖が応えてくれたのはたった一度きり。 慈母も裸足で逃げ出さんばかりの愛情を注いだ結果が一夜の泡沫の夢かと、努力と祈りの結晶が何万回とも数え切れない爆発かと、ルイズを知らない者は笑うかもしれない。 しかし、その唯一の成功はルイズにかけがえのない出会いをもたらした。 たとえ百の偏在を生み出せても、街を覆いつくさんばかりの炎を巻き上げても、果てしなく広がる海を一瞬にして凍らせるような魔法でも、決してあのサモン・サーヴァントには及ばない。 人が人らしくあることがどれだけ難しく、そしてどれだけ簡単であることか。 ルイズはレンにそれを教えられた。レンはきっと自覚してはいないだろうけれど。 次は私がレンの力になる。レンに暖かい世界を贈るのだ。 だから私は、こんなところで死ぬわけにはいかない。 颯爽とマントをたなびかせ、ルイズは指揮を取るために外へと歩き出した。 「さて、ミスタ・ギーシュ。軍事の名門グラモン家の御曹司としてはどういう戦術でこの村の入り口を守るかね?」 オールド・オスマンは髭をしごきながらギーシュに問いかけた。 ギーシュはいきなり戦術論を問われたじろいだが、気を取り直してそれに答えた。実際の戦場に出ているという緊張感が、新兵の彼を歴戦の勇者のごとく鍛え上げているかのようだった。 「大軍で攻めるときは遊兵を如何に作らないかが指揮官の腕の見せ所です。おそらくレコン・キスタは部隊を幾つかに分けて同時に展開してくるでしょう。ならば、そこに付け込む隙が生まれます。」 父親に叩き込まれた教えが役に立つときが来たと、ギーシュは高揚に包まれながらも、冷静に現状を分析して見せた。 「この道は村の首根っこ。敵はここに最も兵力を集中させるでしょう。その分他に回す部隊は多少手薄になるはずです。ここを一定時間死守し、敵を追い返した他の味方が助けに来てくれるのを待ち挟撃します」 「はて、そう上手くいくかのう。幾つかに分けたとしても敵は大軍じゃぞ」 「あっちにはキュルケやコルベール先生ら手練が揃っています。それくらい期待してもバチは当たらないでしょう。幸いこちらには土メイジが多い。持久戦ならお手の物です」 「ふむ、ではそうするとしようか。団体さんのご到着のようじゃ」 濛々と土埃を上げて疾走してくる敵を見やり、オスマンは杖を手に取り立ち上がる。生徒達も闘志を隠そうともせずに前を睨みつけた。 「皆の者!トリステイン魔法学院の恐ろしさ、骨の髄まで叩き込んでやろうぞ!続け!」 「「「「「了解(ヤー)!」」」」」 「おや、あっちは始まったようですね。随分と派手なことだ。…人死にが出なければいいのだが」 コルベール率いる部隊は森に通じる林道で敵を待ち構えていた。 本道とは違い、狭く道も悪い上に、無数の木が太陽の光を遮って昼間でも視界はあまり良くない。既に夕方となった今では二、三十メイルの視界すら確保するのは難しかった。 「待ち伏せしてくださいっていってるような地形よね。モンモランシー、準備は出来た?」 「こっちは完了よ。…あなたも少しは働きなさい」 「その分これから働くわよ。パーティの仕度は万全。招待客もそろそろ姿を見せるかしら」 その言葉に対する返答というわけでもないだろうが、暗い森の奥から鎧を響かせ軍歌の足音が聞こえてくる。 ぬかるんだ地面が立てる曇った水音は森中に反響し、死人の群れが這いずるさまを連想させた。 実際、彼らは半分死人のようだったのかもしれない。 小さな辺境の村に何度も攻め入り、そこで目にしたのは彼らの知らない魔法を行使する少女と鉄のゴーレム。受けた被害は甚大で、こうして今、村一つ攻めるにしては常識に外れた人数を動員している。 この村には何があるのか、どんな恐ろしいことが待ち受けているかを想像すると、暗い森の中の行軍は墓所へ向かう葬列のようにさえ思われるのだった。 手にした松明は彼らに幾ばくかの勇気を与えてはいたが、生温い風が時折その火を揺らすと、それはまるで無数の死霊の瞳が怪しげな光をたたえて揺らめいているかのようだった。 怯える兵士を叱咤しながら進む指揮官が林道の終わり、村の手前で見たものは一人の女の姿だった。 扇情的な服を着て道に立っているその女性。年の頃は二十歳前後か。彼女の肢体と合わせて、その様子はひどく妖艶なものだった。 逃げ遅れた村の者かとも思い欲が鎌首をもたげたが、村人は既に全員逃げ出したとの知らせがあったのを思い出す。 敵だとしても、丸腰の女にいきなり撃ちかけるのは彼の道徳心が許さなかった。ともかくもと妥協点を探し、彼は誰何する。 「おい、女。そこで何をしている」 「遅かったわね、お客さん。パーティの始まりよ!」 言うが早いか、女は裾のスリットから杖を抜き出す。 やはり敵か、と指揮官は槍を構えて突進する。しかし彼女は杖を真上に向け、天に火球を打ち上げた。 予想外の行動に思わず彼も上を向く。しかし、鬱蒼と茂った葉しか目に入るものはない。 虚仮脅しかと彼が再び前に足を踏み出した瞬間、横合いから放たれた氷柱を胸に受け、彼は音もなく崩れ落ちた。 それを皮切りに、森のあちこちから魔法がレコン・キスタ兵目掛けて飛び交った。 草むらから、木立の影から、枝の上から。進軍速度を上げ、分断されるのを防ぐために部隊を密集させていたのが仇となった。外れる魔法は一発もない。 風は兵士たちをまとめて木に叩きつける。炎をその身に受けたものは暗闇にその姿を浮かび上がらせ、たちどころに他の魔法の餌食になる。 ゴーレムが敵中に潜り込めば、その一体は収拾のつかない同士討ちを引き起こした。 彼らを襲ったのは魔法だけではなかった。 カラスやふくろう、猫や猪といった使い魔にとって森は勝手知ったる庭のようなもの。 枝から飛び立った鳥の嘴は兵士の目を刺し貫き、またすぐに闇の中に溶け込んでいく。雑木の間から飛び出した獣は足に噛み付いて彼らを暗いところへと引き摺りこむ。 獣の雄たけびはそのまま死を告げる鐘の音になった。 レコン・キスタの敵は既に森そのものになっていたかのようだった。 反撃しようにも視界は悪く、遮蔽物は多い。出鱈目に撃つ矢は木の幹に当たって乾いた音を立てるばかり。姿の見えないメイジに狙いをつけることも出来ず、剣は空を切る。 潰乱状態に陥った彼らの前に再び先ほどの女メイジが姿を現した。 渇望していた標的を見つけ、武器を掲げ走り寄る兵士達に彼女は艶かしく囁いた。 「覚えておきなさい。私の二つ名は<微熱>。 でも、あなた達には少し熱すぎるかも知れないわね」 そして彼女は一粒の炎を地面に垂らす。ぬかるんだ土に落ちて消えるはずの火は道に沿って燃え広がる。 水はけが悪いのではなく油を撒いていたのだと、彼らが気づいたときには全てが遅く、赤色の蛇がレコン・キスタ兵を丸呑みにしていった。 ここでの役目は果たしたと判断し、コルベールは炎で合図を出す。 森に潜んでいたメイジ達は二手に分かれて再び闇の中へと消えていった。 前ページ次ページゼロの軌跡
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前回へ /*/ 芝村: クリスマスソングがなっている。 芝村: ここは天領のクリスマス区画だ。 時雨 「天領か……参謀出仕以来だから久々だなぁ」 芝村: イルミネーションが瞬いてる。星のようだ。 時雨 エステルはもう来ていますか? 芝村: 見えないねえ 時雨 え 時雨 えーと、あたりにそれらしき影は…… 芝村: ないねえ 時雨 少し探します…… 芝村: 車がとまった。 芝村: 高級車だ。 芝村: 長い奴だね 時雨 はい。 芝村: 車のドアが開いた。 エステル 「どうぞ」 時雨 「え?あ、こんばんは」 時雨 とりあえず促されるまま車に乗ります 芝村: ドアが閉まった。音もなく車が進む。 エステル 「これなら散歩も大丈夫です」 時雨 「は、はあ……」 時雨 エステルの様子はどうですか? 芝村: エステルは元気というか普通だ。 エステル 「どこにいきますか?」 時雨 いつも通りということですね 芝村: ええ。 芝村: いつもながら、よう分からん子だ 時雨 「このあたりは僕もあまり詳しいわけじゃないんですが……せっかくですから、少し降りて歩いてみませんか」 エステル 「……」 エステル 「どうぞ」 芝村: 貴方だけ降りた。 時雨 「ご一緒に、いかがですか」 時雨 「少しだけ」 エステル 「あわせて移動します」 時雨 「はあ……」 時雨 じゃあ、少し早めに歩きます。周りの景色を見つつ。 芝村: エステルは車に乗ってついてきた。 芝村: 貴方は途方に暮れた。 時雨 「少しだけ、一緒に歩きませんか?イルミネーションが綺麗ですよ」 芝村: さて、どうする? 時雨 「車の中じゃ、見れないですから」 エステル 「ここからでも見えます」>マイクごし 芝村: エステルの車から戦車の砲隊鏡が出てきた 時雨 …… 時雨 すいません、車に乗りなおしていいですか 芝村: ええ。 芝村: 貴方は車に乗った。 エステル 「どうしたんですか?」 時雨 「なんだか、一人で歩いても仕方がないですから」 エステル 「そうなのですか?」 芝村: エステル、びっくり 時雨 「ええ」 時雨 演技……じゃないですよね 芝村: 凄い真面目そうだぞ。 芝村: モニター見てる。 時雨 …… 時雨 なんかこう エステル 「あの人は一人であるいてますよ」 時雨 「人それぞれ、ですよ」 時雨 「僕はあなたと一緒に歩きたかったんです」 エステル 「なるほど」 時雨 「前、地上を歩いたらどうなのかなって仰っていたから」 時雨 「綺麗な景色を見ていれば、少しは辛くないでしょうし」 エステル 「それについてはよく分かりました。怪我をします」 時雨 「少しだけなら、大丈夫じゃないでしょうか。前はずいぶん歩かせてしまいましたし」 時雨 「前、小笠原で浅瀬から海辺まで歩いたのと変わらないくらいの距離を。それでいかがですか?」 芝村: エステルは貴方に疑いの眼差しを向けている 時雨 「あの時は本当に申し訳なかったと思っています」 エステル 「いえ。重力は怖いと思いました」 時雨 「ごめんなさい。せめて、そのお詫びになればと思ってお誘いしたんです」 芝村: エステルはえー。という顔だ。 時雨 「慣れれば、少しは大丈夫になりますよ」 時雨 「少しだけなら、訓練に付き合ってもいいって言ってくれたじゃないですか」 エステル 「……まだ怪我が治ってません……」 時雨 「………」 時雨 「ごめんなさい」 エステル 「いえ。えっと」 エステル 「なんというか、いつ気付いてくれるかと」 時雨 「ごめんなさい……いつも、気が回らなくて」 エステル 「いえ」 エステル 「それも味ですし」 時雨 「え?」 エステル 「なんでもありません。車の中ですが、見ませんか?」 時雨 「はい、もちろん」 芝村: エステルはうなずいた。 芝村: 車の中は広いね。ミニバーもある 時雨 ええー!!! 時雨 どれだけなんですか…… 時雨 ものめずらしそうに見回します 芝村: おお。モニター4つだ。 芝村: 車外の様子が見える 時雨 すごい(笑) 時雨 「お酒は……飲まれないんでしたっけ」 エステル 「ラムなら飲みますが」 時雨 「なるほど……では、少しいかがですか?せっかくバーがあるみたいですし」 エステル 「はい」 芝村: 氷もあるなあ。 芝村: すごいなここ 時雨 新手のキャンピングカーか何かですか(笑) 芝村: いや。リムジンってやつさ 時雨 リムジンが大きいのは知っていましたが……ここまでとは(所詮クラウンが精一杯の貧乏人 時雨 ともあれ、バーのほうにお酒を取りにいきます 「ロックでよろしいですか?」 エステル 「お湯で4倍に割るのが普通でしょう?」 時雨 「すみません、ラムはあまり飲まないもので……わかりました」 時雨 言われたとおりに作っておきます 時雨 後ウイスキーあります? 芝村: ウイスキーあるね 芝村: 見たことない高級酒が並んでる 時雨 わーー!!! 時雨 それはマッカランの50年物とか 時雨 そんなレベルですか 芝村: 湯気の出るラムをふーとエステルは吹いている。 芝村: 100年ものだね 時雨 すいません、リアルで気が遠くなりそうに……>100年もの 時雨 せっかくですのでそれを頂きます。ロックで。 芝村: まずい。氷をうかべてるのが損な感じのまろやかさだ。 時雨 「……」 芝村: これ飲んだら残りの人生ずっと損した気分になれそうだ。 芝村: ワンショット20万円クラスだね 時雨 うう、あえて貰っていきます。せっかくのクリスマスです! 時雨 ストレートで。 芝村: うまい。 エステル 「ずいぶん、飲みやすいラムですね」 時雨 「美味しい……」 時雨 「船乗りは気付けに飲まれるんでしたっけ」 時雨 ええとまだ口をつけていなければ、乾杯を。 エステル 「そうでしたね。すみません」 芝村: 今頃乾杯した。 エステル 「まあ、眠りたい時か、飲みますね」 時雨 「ありがとう、ございます」 時雨 「こんな素敵なお酒を頂いて」 エステル 「いえ。一番静かな車を貸してくださいといっただけです」 時雨 「でも、嬉しいです。あなたとお酒を飲むなんて、なかなかできない経験でしょうし」 芝村: エステルは黙った。 エステル 「そうかもしれませんね」←晩酌毎日派 時雨 意外。 時雨 「お会いする機会がもともと、あんまりなかったですけど……来年、また来ましょう」 時雨 「今度は、二人で歩きたいですから」 エステル 「……少しなら」 /*/ 次回へ 目次へ
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《我は描く光刃の軌跡》 通常魔法 自分のフィールド上に「魔術士オーフェン」が表側攻撃表示で存在するときのみ発動可能。 相手のフィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。 このカードを使用したターン「魔術士オーフェン」は攻撃できない。 part21-127 コメント 名前 コメント
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[部分編集] 皇族劉虞の軌跡FC皇族劉虞の軌跡SC http //www.nicovideo.jp/watch/sm6688650 使用ゲーム 三国志Ⅸ シナリオ・担当勢力 劉虞軍 シナリオの設定 190年反董卓シナリオ(一部改造) 動画形態 紙芝居あり 登録武将 英雄伝説Ⅵ 空の軌跡、型月、東方 史実武将の扱い 一軍、一部キャラブレイクあり 投稿時期 FC 2009年4月8日~5月9日(一応完結、番外編等含め24話)SC 2009年5月12日~ 投稿者名 皇族劉虞 マイリスト 皇族劉虞の軌跡FC 皇族劉虞の軌跡SC 関連タグ 【皇族劉虞の軌跡FC】 【皇族劉虞の軌跡SC】 関連サイト - 備考 平行連載→211年公孫恭プレイ リメイク→皇族劉虞の軌跡 簡単な解説 皇族の一人幽州牧の劉虞が民のためを思って、右往左往するお話。 時々シナリオとは関係なく、うp主が気分で単発検証と称して 意図的に様々な状況を作って普通起こりえないことをしている。 挙句の果てにプレイの合間で公孫恭プレイを行い、プレイ動画をうpし始めたほど。 ドM乙。 本作シリーズは削除されており、 2009年10月より劉虞主役の皇族劉虞の軌跡を新たに開始した。 主な登場人物解説 +劉虞軍 劉虞 その場のノリで即決断する君主。空気君主。 魏攸 袁紹にお茶外交をした。それ以来空気。 田疇 張燕の下で弓騎を使う文官。番外編では解説役で度々登場する。 クローゼ 万能な軍師。皇甫嵩らの次の位に任命されていることもあり劉虞から信頼されている。 遠野志貴 器用貧乏。兄の威厳はない。 永江衣玖 キャーイクサーン。遅刻したからと言って賊を8000以上呼び寄せた凄い妖怪。 張燕 仕方なく賊になった輩を束ねていた漢。劉虞軍一の猛将であり戦功の項目があれば間違いなく一位と評される。 便器(卞喜) 誤記ではありません。劉虞軍ダメ人間その1。 皇甫嵩 後漢の名将。献帝を守るために董卓軍から投降した。前線指揮を担当している。 劉虞から決定権を委任されている。もう彼が君主でも違和感ない。 遠野秋葉 遠野志貴の妹。兄より全能力が高く、弓以外劣るものもなかったが、その弓も追いつかれてしまった。 蒼崎橙子 封印指定。志貴にメガネの代金を求めた。 盧植 袁紹配下だったが劉虞に降伏。薊防衛戦で劉虞より渡された太平妖術の書を使い、勝利に導いた。 袁紹 劉虞に薊を譲ってもらうが後に裏切り攻めるが逆に攻め滅ぼされた。 八坂神奈子 元袁紹軍。顔良・文醜を連れて烏丸攻略戦で圧倒的な攻撃力を見せ付けた。 洩矢諏訪子 元袁紹軍。便器に襲われかけた。烏丸攻略戦で圧倒的な攻撃力を見せ付けた。 東風谷早苗 元袁紹軍。二柱、顔良・文醜と共に烏丸攻略戦で圧倒的な攻撃力を見せ付けた。 +チルノ軍 194年3月上旬に襄平で独立した勢力。爵位皇帝で国号は氷。 チルノの想像が現実となった軍。結成経緯は不明。 チルノ 氷帝。元々は馬騰軍にいたが、滅びたため寝返りを繰り返す。 劉虞軍に登用されるも1ターンで袁紹に寝返り、 その態度からうp主の手によって氷軍君主となった。 その後、劉虞軍と烏丸攻略共同作戦を行った。 氷軍独立中は統率武力199のハイパーチートに。 烏丸戦後、武将数が少ないことを理由に劉虞軍と統合した。 ミスティア 元々は馬騰軍にいたが、滅びたため寝返りを繰り返す。 しかしチルノの寝返り速度には着いていけなかった。 氷軍所属時は武力・統率+100の補正がかかった。 烏丸戦後は劉虞軍に戻った。 リグル 元々は馬騰軍にいたが、滅びた後一人曹操軍にいた。 氷軍所属時は武力・統率+100の補正がかかった。 烏丸戦後は劉虞軍に従軍した。 ルーミア 元々は馬騰軍にいたが、滅びた後董卓軍に従軍していた。 氷軍所属時は武力・統率+100の補正がかかった。 烏丸戦後は劉虞軍に従軍した。 レティ 元々は馬騰軍にいたが、滅びた後董卓軍に従軍していた。 氷軍所属時は武力・統率+100の補正がかかった。 烏丸戦後は劉虞軍に従軍した。 大妖精 劉虞軍と氷軍の烏丸攻略戦の前に氷軍に合流。 氷軍所属時は武力・統率+100の補正がかかった。 烏丸戦後は劉虞軍に従軍した。 馬岱 チルノの面倒見役。氷軍所属時は全能力+100の補正がかかった。 まだ15歳になっていません。 陶濬 なぜかいた顔。登場年はおろか生年も守っていない 氷軍所属時は全能力+100の補正がかかった。 紫に一目置かれていた。烏丸戦後、紫にスキマ送りされた。 諸葛亮 なぜかいた軍師。烏丸戦後、紫にスキマ送りされた。 徐庶 なぜかいた軍師。烏丸戦後はレティたちに意見を述べ、劉虞軍に従軍した。 馬騰 突撃の得意な一族の長。滅亡後は董卓軍に従軍していた。 馬岱と共に氷軍に従軍した。烏丸戦後は馬岱除く一族を連れて出奔した。 オリビエ 女好きのため、袁紹軍を出奔し従軍。 烏丸戦後は出奔して劉虞軍に従軍した。 +敵軍 博麗霊夢 張魯軍所属。農業が得意らしい。勘で反董卓同盟を再結成させた。 袁術 蜂蜜陛下。八雲紫を使って献帝と玉璽を手に入れて成皇帝を名乗った。 八雲紫を破る武力100の実力者。勢力兵法が連弩であったため、 兵法が揃って紀霊らと共にクローゼに対し5連鎖を2回決めた。悪夢。 100万の軍勢を有したが反成連合に1年で滅ぼされた。 滅亡後は米屋に逃げ込んだ。 紀霊 袁術軍最強の将軍。統率110、武力107、知力政治95のチート。 四季映姫 劉表軍所属の軍師。反成連合で皇甫嵩と共同作戦を行うために 使者としてきた。 甘寧 劉表軍所属。黄祖に言いがかりをつけられるが、史実とは立場が逆転していた。 文句を言ったところを映姫に見られ説教を食らった。 リシャール 八雲紫らに利用されて烏丸に従軍。万能すぎる軍人。 リベールの軍人はみんな優秀すぎる。 レーヴェ 氷軍の前に立ち憚った男。馬家の騎馬兵法をガード、 氷帝隊と馬家隊を一人の部隊で壊滅させて、 氷帝チルノを一騎討ちで破った。 烏丸滅亡後は八雲紫と共に逃走。 八雲紫 いろいろ暗躍中。初登場時はいきなり皇帝を誘拐した。 その動機が袁術に負けたからだった。 再登場時は剣帝を連れて烏丸に従軍。 劉虞軍の前に立ち憚った。 敗北後、チルノ軍の人材を何人か奪って逃げた。 廖化 最初は劉虞軍に従軍、数々の戦に参加。しかし、劉備軍に捕らえられ降伏し全能力が2倍となった。 コメント欄 解説ページを作りました。修正してくれた人、ありがとうございます! -- うp主 (2009-05-06 04 49 53) マイリストの方が削除されていて見れなかったです・・・空の軌跡好きだったので更新ずっと期待していましたが;w; -- 名無しさん (2009-07-09 00 27 53) ↑まぁ、うp主は他の動画もやってるしまだ許せる範囲内だわ -- 名無しさん (2009-07-09 17 05 59) 申し訳ありません、バックアップデータを完全に消失したのもあり、削除しました。包囲網が終われば一から作り直すつもりです。ただ、最初とは大幅に変わると思います。空の軌跡の登録を削って、史実の登録も入れると思います。劉虞軍主体と登録としてクローゼの参入の構想を変えるつもりはありませんが。 -- 皇族劉虞 (2009-07-09 19 54 16) 皇族復活だ!これで勝つる! -- 名無しさん (2009-10-05 08 35 24) 名前 コメント
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キャプテン翼 激闘の軌跡/攻略 キャプテン翼 激闘の軌跡に戻る ココで質問をしたら心の優しいお方が答えてくれるかもしれませんよ。 コンテンツ 南葛編vs伊藤中 vs大友中 vs東一中 vs花輪中 vs比良戸中 vsふらの中 vs東邦学園 南葛編 vs伊藤中 キャプテン翼 激闘の軌跡/攻略/vs伊藤中 vs大友中 キャプテン翼 激闘の軌跡/攻略/vs大友中 vs東一中 キャプテン翼 激闘の軌跡/攻略/vs東一中 vs花輪中 キャプテン翼 激闘の軌跡/攻略/vs花輪中 vs比良戸中 キャプテン翼 激闘の軌跡/攻略/vs比良戸中 vsふらの中 キャプテン翼 激闘の軌跡/攻略/vsふらの中 vs東邦学園 キャプテン翼 激闘の軌跡/攻略/vs東邦学園 近日掲載しますね。 -- 管理人 (2010-05-26 19 49 58) エピソ-ド進めたい -- きこじ (2011-10-11 17 18 36) 名前 コメント
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ハイブライドの軌跡(作成途中) ハイブライドの歴史です♪
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杖一覧 エステル装備可能 装備可能武器 ユーリ 剣 斧 エステル 剣 杖 ラピード 短剣 カロル 剣 斧 ハンマー リタ 布 鎖 レイヴン 軽弓 重弓 ジュディス 槍 棍棒 フレン 剣 メイン武器全397種類 宝箱の場所詳細については攻略チャートにて サブイベントの詳細と合成素材の詳細 赤=合成 青=店売 緑=その他 店売り>合成>その他 ルビーワンドの合成に必要な「クリスナーガ」は剣の項目を参照。 ID 杖一覧 物理 魔法 敏捷 スキル 入手方法 攻撃 防御 攻撃 防御 245 メイス エステル 45 0 62 0 0 マジックガードクリティカルガードウェルガード 【合成】ワンドしびれ粉1 - 246 ワンド エステル 30 0 22 0 0 マジックガード 【店】デイドン砦 - 247 モーニングスター エステル 71 0 105 0 0 リカバリングバイタリティ 【店】カプワ・ノール - 248 モーニングスター+1 エステル 94 0 110 0 0 リカバリングパッシブセーフエンデューロ 【合成】モーニングスター柔らかい尻尾1コウモリの翼1 - 249 ウィザーズホルン エステル 140 0 148 0 0 メディカルブースト 【合成】魔導書の紙片1折れた短剣3 - 250 ウィザーズホルン+1α エステル 180 10 188 0 0 メディカルブーストヒーリングアーツインエレメンタル 【合成】ウィザーズホルン霊魂の欠片1デズエ砂鉄2 - 251 ウィザーズホルン+1β エステル 180 0 188 10 0 メディカルブーストラブリードッグアンエレメンタル 【合成】ウィザーズホルン霊魂の欠片2デズエ砂鉄1 - 252 ルビーワンド エステル 244 0 340 0 0 剛烈烈震 【合成】クリス・ナーガヒピオニ樹皮2狼の牙2キノコパウダー2 土属性 253 ルビーワンド+1α エステル 288 0 370 0 0 剛烈ステータスガードオールガード 【合成】ルビーワンドヒピオニ樹皮2マンドラゴラの瞳2 土属性 254 ルビーワンド+1β エステル 299 0 365 0 0 烈震コンディションガードガードエクステンド 【合成】鋭い刃1ヒピオニア珊瑚2マンドラゴラの瞳2 土属性 255 グランドセプター エステル 271 0 365 0 0 イミュニティ 【合成】ウェケア鉱石1魔物の骨1デズエ砂鉄3 - 256 グランドセプター+1α エステル 295 0 395 0 0 バイタリティ2ライフアップリミッツボーナス 【合成】グランドセプターメディカルハーブ2貝殻2 - 257 グランドセプター+1β エステル 285 0 400 0 0 スピリッツ2メンタルアップリミッツボーナス2 【合成】グランドセプターソウルグラス2バジリスクのうろこ2 - 258 スターロッド エステル 510 0 530 0 0 バーストキープサポートエターナル 【合成】光星石1水晶1神木2 光属性 259 スターロッド+1 エステル 518 0 544 0 0 サポートエターナルライフヒールメンタルヒール 【合成】スターロッドカバのあくび2 光属性 260 BCロッド エステル 680 0 680 0 0 サバイブ 【サブイベント】エステルの剣の師匠 - 261 エナジーワンド エステル 660 0 660 0 0 アンチマジック 【宝箱】タルカロン - 262 ネコじゃらし エステル 550 0 550 0 0 スリープモード 【サブイベント】シシリー博士関連 - 263 ロッド エステル 450 0 450 0 0 スペシャル 【宝箱】ザウデ不落宮 - 264 ロッド+1 エステル 475 0 475 0 0 スペシャルストレングス3マジカル3 【合成】ロッドエッグベアの爪2ドングリメット2 - 265 コメットライト エステル 30 0 22 0 0 【闘技場】エステル100人斬り - コメント スターロッド+1が1α1βに区別されてる(PS3) - 2009-10-05 20 28 44 ps3版追加でハートオブハーツ(望鏡の墓所) - 2009-10-08 13 20 08 PS3版のコメットライトがなぜか強化されてる。物300魔500、光属性 - 2009-10-09 19 02 11 PS3版と360版で微妙に対応してる番号違うね。たとえばPS3版のBCロッドは260じゃないですな。 - 2009-10-12 17 00 08 クリスナーガ - 2009-10-28 18 36 38 あ - 2010-08-14 17 13 20
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前ページ次ページゼロの軌跡 第十三話 タルブ動乱 「ヴァリエール様、見えました。レコン・キスタの船です」 「早かったわね…各員、所定の場所について!危なくなったら無理せずに退却すること」 突貫で柵を植え堀を穿ってどうにか篭城の形だけ整えたものの、稼ぎ出さなくてはならない時間はあまりにも長く、戦力差は絶望的なまでに開いていた。 恐らくは先遣隊か、未だ米粒ほどにしか見えない本隊から遠く進んで二隻の船が先行し、タルブ村をその射程に収めようとしていた。 ルイズは臍を噛む。 この部隊に足りないものは、多くのものが欠けてはいるが、何よりも空への攻撃手段が全く存在しないのだった。 まず空からの射撃、体勢が崩れたところに上空と地上から一斉に攻めかかる。このような戦法はルイズのような戦の素人でも容易に想像がつく。 これは本当に一時間ともたないかも知れない。そんな弱音を抑えることは出来ても、砲弾の雨を防ぐ術は何ら持ち合わせてはいなかった。 重い音が空から響く。遂に砲撃が始まったようで、数発の黒球が船から零れてきている。 「全員隠れてッ!」 数秒後、放たれた砲弾の一発が広場に着弾して折角組み上げたバリケードを粉々に吹き飛ばした。幸い、死人は出なかったようだが。最初の一撃でこれでは先が思いやられる。 さて、次はどうすべきか。ルイズが考え込もうとした時、敵の進軍を告げる声が上がった。逡巡する間も、局面を左右する権限も彼女には与えられていないようだった。 「グリフォンと竜に乗った敵が十五前後、こちらに突っ込んできます!」 顔を上げると、幾つかの黒点が急速に姿を大きくしながら近付いて来るのが見える。 司令部を真っ先に潰そうということか。その意図に気づいても打開策はなく、ルイズは立ちすくむばかりだった。 ルイズの姿を彼らも認めたか、空高くに三つの火球が浮かび、それは狙い過たずルイズを目掛けて落ちてくる。避けなければと頭では考えても、ルイズの足は動いてはくれなかった。 その火球の熱に浮かされたように、ルイズは目を閉じる。 しかし、いつまでたっても炎がルイズの身を焦がすことはなく、周囲から喜びを含んだどよめきが湧き上がる。 おそるおそる目を開ければ、炎の代わりに蒸気がルイズの顔に襲い掛かった。水が目に入って、慌てて顔を手で拭く。その姿を見ることは出来なかったが、もう何が起こったかはっきりと分かっていた。 激しい蒸気と駆動音。一歩ごと踏みしめる大地はその振動で確かな存在を伝えていた。 「レン!<パテル=マテル>!」 「そんなところで突っ立ってたら鴨射ちよ、ルイズ」 会話している間にも、ルイズをかばう<パテル=マテル>に魔法が放たれる。氷が砕ける音、岩がぶつかる音、炎が燃える音、風が空気を切り裂く音が二人の会話を邪魔するにいたって、レンは標的を認識する。 「煩い蝿を黙らせてやりなさい。ダブルバスターキャノン!」 <パテル=マテル>が振り向いて、照準を空に浮かぶ船に合わせる。メイジの魔法をものともせずに、二つの光線は船の中心を貫いて空に吸い込まれていった。 船は真ん中から折れて砕け、紙細工のようにゆっくりと大地に向かって落下していった。 見たこともない異形のゴーレムから放たれた二条の光。それが母艦を撃墜したのを見て、十数機の敵兵はしばらく動けずにいたが、<パテル=マテル>が再び構えたのを見て、我先にと逃げ出していった。 敵が去った後、皆が広場に集まって輪をなし、幾度も幾度も歓声を上げた。 未だ亜然と呆けたままのルイズに、レンは声をかける。 「危ないところだったわね、間に合ってよかった。そうそう、もっと早く戻ってくるはずだったんだけど、遅れたのはシエスタの責任だから」 そんな、レンちゃんひどいですよ~。と、シエスタも人垣をかき分けてルイズに駆け寄ってくる。 いつの間にか、逃げたはずの女性たちも二十人ほど、ルイズを囲む輪の中に混じっていた。 「あなた達、どうして…?」 「そりゃあ、私はタルブ村の人間ですから。故郷は自分の手で守るものです」 「レン!なんで連れ帰ってきたのよ?」 「シエスタに言いくるめられちゃったの。まあ八割方は避難させたから合格点じゃないかしら」 レンは悪びれもせずに飄々と答えを返す。話にならないと踏んで、ルイズはシエスタに突っかかった。 「ここはもう戦場なの。ただの平民のシエスタに何が出来るのよ!」 「そういうルイズ様には何が出来るのですか?ゼロであるルイズ様が、無数の敵兵に立ち向かえるのですか?」 今だけは失礼な申し様をお許しください。そう前置きしてシエスタはルイズに諭した。それは、本当はルイズも理解していて、今現在もルイズが歩んでいる道だったからだ。 「無力であれば何もなさらないのですか?それは無力であることを理由に逃げているだけのことです。 無力であっても尚、生きるために足掻くのが人ではないでしょうか。そうやって努力しない者が、どうして他人の助けを求めることが出来ましょう。 自らの無力と世界の不条理に甘えて何もしない者に差し出される手などありません。常日頃から、そして苦難の時に立ち向かう者にこそ救いはあるはずです。先ほど、レンちゃんがルイズ様を助けたように」 「シエスタ…」 「私はルイズ様の心を読むことなんて出来ません。でも、私や他の人に接する態度や言動、各地での評判を聞けば、ルイズ様が私達と意思を同じくする素晴らしい貴族だってわかります。 だから、こんな無力な私ですらルイズ様を助けようと戻ってくるんです。なら、私も出来るだけのことをするだけです。 それに無力ですが何も出来ないわけではありません。手当てと伝令くらいならこなしてみせます」 反論の余地もなくルイズが困ってレンを見ると、レンは意地悪く笑っていた。 レンもこうやってシエスタに論破されて彼女らを連れ帰らざるを得なかったのだ。それを理解して、ルイズも根負けしてシエスタらを認めることになった。 「さあ、敵はまた来るわよ。油売ってないで準備しなさい」 「二隻落とされて、まだ攻めて来るっていうの?」 「そうね、五千の軍で人数二百ばかりの村を攻めたら鉄のゴーレムの放った光で船が落ちたので退却します。って上官に報告出来るような軍人だったら逃げてくれると思うけど」 そんな報告が出来るはずもない。そんなことをすれば間違いなく背信を問われて営倉行きだろう。 広場に集まっていた者はわらわらと持ち場へ戻り、ルイズとレンが残された。 「さあ、私達も急ぐわよ、ルイズ」 「待って、レン。あなたは何故ここにいるの?」 何を今更、と表情で応えるレン。しかし、ルイズは問いかけなければならなかった。 「シエスタがここに残るのはわかったわ。彼女はこのタルブ村の人間だもの。 でも、あなたは?レン。タルブ村はおろか、このトリステインの人間ですらない。遥か異世界ゼムリアの人間でしょう。あなたが肩入れしなければならない理由はないわ」 「…」 「だから、レン、あなたを巻き込むわけにはいかない。早く逃げなさい」 「冗談じゃないわ!」 その言葉はルイズの紛れもない本心であり、だからこそレンをいたく傷つけた。 「ふざけないで!何が今更逃げなさいよ!こんな世界に呼びつけて、今まで散々レンを連れまわして。それでいて少し危なくなったら一人でどっか行けなんて言うのね。 さっきルイズがしてくれた約束は何だったの。一緒に元の世界の手がかりを探してくれるんでしょう。世界を旅して周るんでしょう。 理由がないですって?そんなものいくらでも作れるわ。でも本当に必要なの?」 言ってレンは俯いた。 前はシエスタ達を逃がすという役目があればこそ、渋々タルブ村を離れたのだ。だが、シエスタはこの村へと戻った。ならば、もう村を離れる気はレンにはない。 ルイズなりに自分のことを心配しての発言だとレンは勿論理解はしている。それでも、諾々と承服出来るものではなかった。わかっていたからだ。ここで自分が逃げれば、ルイズ達に二度と会えなくなるであろう事が。 そんなレンに、ルイズは尚も言葉を重ねようとしたが、口からは吐息しか出ては来なかった。 それよりも、零れそうになる涙を堪えるのに精一杯で、慌てて後ろを向く。 レンは明言こそしなかったものの、ルイズの身を案じてこの戦いに参加することを決意してくれた。身を危険に晒してでも、ここに残ると言ってくれた。 そして、この後も一緒に旅をすることも。 「ありがとう、レン…」 幾つもの意味を込めて感謝の言葉を送る。涙に震える言葉は誤魔化せていないだろうが、それでも構わなかった。 「敵が来ました!二百ほど。馬に乗ってます!」 やはり来たか。その知らせにルイズとレンは村の入り口まで走る。 いきなり二百とは。相手にしてみればわずか数%に過ぎないのだろうが、それはこちらの戦力のおよそ八割もの数だ。 周囲が浮き足立つが、レンの落ち着いた声がそれを静める。 「まずは出鼻を挫くわ。力の差を見せ付けないことにはわずかな時間も稼げないから。レンが魔法を唱えた後、混乱している敵陣に突撃しなさい」 馬の足は速く、数列に並んで隊伍を組んだ騎士がもう数十メイルの位置にまで迫っていた。 レンは悠々たる仕草で組まれたバリケードの前に出て呪を紡いだ。 「青き氷晶の輝き!恐怖にその身を凍らせぬ者は無いと知れ!コキュートス!」 草が青々と茂っていた道、それが瞬く間に分厚い氷で覆われていく。運悪く魔方陣の中心部にいた数騎は悲鳴をあげる間もなく見事な氷のオブジェと化した。 少し外れにいた者も足を凍りつかせた馬を統御できずに、例外なく地面に投げだされる。 直接的に被害を被ったのは僅かに三十騎程だったが、先頭集団の潰乱に対応できない後続が更に被害を拡大した。 暴れる馬の蹄に足を踏み砕かれるもの、鋭い氷で腕を傷つけるもの、倒れた味方を避けようしたばかりに落馬してバリケードに突っ込むもの。 あまりの惨状に堪りかねて指揮官が隊列を整えようとした時、武装した平民がバリケードから出て突撃してきた。舌打ちしながら見やると、先頭を走ってくる鎌を持った少女が彼の視界に入る。 あの年でまさか敵対しようというのではあるまいが、ならば手にしている武器は何だ。大の男でも持て余しそうな金色の大鎌は。 一瞬躊躇ったために彼の回避行動は少し遅れた。飛び上がった少女を追いきれずに無我夢中で体を捻ったが、右腕の肘から先を綺麗に落とされる。それとも、その程度で済んだというべきか。 ただの平民しかいないだと。スクウェアクラス以上の魔法を行使する手練が混じってるじゃないか。しかも何だ、あの餓鬼は。亜人か化け物か。 落馬した味方を救うことはもはや出来ず、彼は撤退を宣言。出鱈目の情報と無茶な命令を与えた上官に向かって思いつく限りの悪罵を心中でつく。 離脱できたのは百騎ほど。この被害をどう報告したらいいだろうと馬を走らせながら頭を悩ませる。しかし、背後から聞こえてきた轟音がそれを遮った。一体何事かと振り向けば。 「空を飛ぶ鉄のゴーレムだとぉ!?」 体当たりだけで鞠のように吹き飛ばされていく部下を見ながらも、片腕を失った彼に何が出来るわけでもなかった。いや、五体満足であったとしても無理な話だったろう。 彼に許されたのは、逃げながら部下の無事を祈ることだけだった。だから彼はそうした。 「大勝利じゃねえか。すげぇぜ、嬢ちゃんの魔法があれば怖いもの無しだな」 「あんなアーツ撃ち続けたら五、六発で打ち止めよ。そうそう使えるものじゃないわ。それより怪我人の手当てを」 完全に圧倒したとはいえ、村側の被害もゼロでは済まなかった。騎兵と歩兵で殴りあったのだから、奇跡的な被害の少なさといっても過言ではないだろう。 それでも、戦力比を考えればいずれジリ貧となるに違いない。 多方面に展開されて波状攻撃を掛けられれば、レンと<パテル=マテル>の獅子奮迅の活躍があったとて一時間も耐え切れるとは思えなかった。 それまでにどのくらい時間を稼げるか。日が完全に落ちるまで持ってくれれば勝算が出てくる。 今だ中天にある太陽を睨みつけて、レンは考え込む。 次に取るべき手を実行に移すために、レンはルイズと<パテル=マテル>を呼んだ。 前ページ次ページゼロの軌跡
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リースクラフト 戦闘ボイス キャラクター評価情報提供 リース 七耀教会のシスターにして《星杯騎士団》に所属する従騎士。 かつて孤児だったケビンと共に、同じ福音施設(教会の孤児院)で育った。 ルフィナという実の姉がいたが、5年ほど前に事故で他界してしまっている。 独特なペースの持ち主で、趣味は食べること全般と教会の聖典を読むこと。 武術の腕は確かで、伸縮自在の法剣(テンプルソード)を自在に使いこなす。 年齢は18歳 クラフト クラフト名 CP 種類 範囲 効果 説明 戦闘ボイス 台詞 場合 キャラクター評価 選択肢 投票 ★5 (137) ★4 (8) ★3 (6) ★2 (15) ★1 (4) キャラクターに対するコメントをお願いします。 攻撃力が高く、若干攻撃エリアが長いので、敵の自爆に巻き込まれません。 -- にくいい (2008-08-26 23 37 56) 弱くは無いんだがぶっちゃけ強制PTだと邪魔、他にも強いキャラいるのに使えない事にいらいらすること多々 -- 名無しさん (2008-09-21 17 35 02) アニュスデイ、ATS上昇防具などでATS特化装備にすればアーツは高威力、ホーリーブレスもかなり使えるため、大佐との相性は抜群 -- Lute (2008-12-22 02 25 33) エステルのアーツ特化バージョンに近い(アーツラインが優秀)。物理攻撃、アーツ攻撃、サポートのどの役もこなせる万能タイプ。 -- 名無しさん (2009-03-06 18 56 06) Sクラフトの描写が長すぎて使うのが鬱 -- 名無しさん (2010-02-28 22 41 56) セックスしたらきもちよさそう -- 名無しさん (2010-07-18 17 16 19) 締まり具合が良さそうな感じ。少女から脱皮したてのしなやかな体を包む可憐で控えめなシスター服!!! -- 名無しさん (2011-07-26 16 37 51) 名前 コメント 情報提供 書いてないことがあればコメントください。 大人、強い、面白い、可愛い、大好き、姉のルフィナに似ている -- 名無しさん (2010-08-20 17 10 28) 名前 コメント